日本のフランス料理の歴史11　フランス料理の新しい風

その後、昭和40年代、1965年代後半からは、フランスに渡って新しいフランス料理の修業をしていた井上旭、石鍋裕、鎌田昭男らが次々と帰国し、クラシックからヌーヴェル・キュイジーヌ、そしてさらにキュイジーヌ・モデルヌへと、目まぐるしく変化していく最新のフランス料理を伝えました。

相継いで開店していくレストランの中で彼らの華々しい活躍は、日本のフランス料理を世界に向けて発信していく今日の原動力ともなったのです。