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日本のフランス料理の歴史7 「帝国ホテル」と内海藤太郎

明治23年、1889年創業の帝国ホテルは、大正12年、1924年ライト設計の新館を開館しました。その帝国ホテルの発展の時期に、明治末期から料理長として活躍していた内海藤太郎がいました。

彼は、幼い頃からフランス語やフランスの生活に接する環境に育ち、料理人となってからは、日本式の西洋料理ではなく、フランス人や外国人に向けてのフランス料理を心がけ、高い評価を得ていました。彼の下では、田中徳三郎、荒田勇作などの優れた料理人が育っていきました。

内海はのちに大阪の「旧大阪ホテル」や「神戸オリエンタルホテル」の料理長に相継いで就任し、その仕事は関西へと継承されました。